新居とともにやりたかったこと!自分でコーヒーを焙煎する!
私の嗜好の一つ「コーヒー」に関してです。10年以上かけて色々な豆や器材、淹れ方などを試しているのですが、焙煎だけは手を出していませんでした。
それは、「結構汚れる」という事が書いてあるブログ記事などを読み、敬遠していました。
「いつか自分の家を持ったら、やってみたいな…」と思っていましたが、ついにその時が来ました!!その様子を記事にしてみたいと思います。
結論!
結論としては「大失敗」しました!w
初めてだしそりゃそうなんですが、頭の中の想像以上に失敗でしたw
私の初焙煎の豆の写真がこちら、黒すぎ!
「失敗から学ぶ事が大事」と言いますので、失敗までの経緯と対策を書いて、また次も試してみたいと思います。
使用した道具・環境
今回の環境設定は以下の通りです。
・鉄製のフライパン
・ステンレスざる
・木べら
・ドライヤー
・IH
とにかくお金をかけないように自宅にあるものでとりあえずやってみました。
使用した豆
Amazonで生豆のセットというのがありましたので、そちらを購入しました。理由は200gずつでいろいろ試せるからと思ったからです。5種類で1kgでこの値段ですので、自分で焙煎するモチベーションになりました。
今回使用したのは「ブラジル モンテ・アレグレ農園」「パルプドナチュラル」「イエローブルボン」。それぞれの用語について調べてみました。
ブラジルの豆
私が持っている本ではこのように説明されています。
ブラジルは150年以上、世界最大のコーヒー生産地であり続けている。現在ブラジルは世界総生産量の3分の1のコーヒーを生産。世界で最も先進的で産業化されている生産国であるが、収穫量に重きを置いている農園が多いため、最高級の評判は少ない。おいしいブラジル産のコーヒーは酸味が少なめ、ボディーは重く、甘みが強い。しばしばチョコレートやナッツ系のフレーバーを伴う。
スペシャルティコーヒー大辞典/日経ナショナルジオグラフィック社
私の感覚としては(あくまで個人的な意見です。)いわゆる平均的なコーヒーの味という風に思っていますので(あくまで個人的な意見)、今回初めての焙煎にはぴったりかなと思った次第です。
モンテ・アレグレ農園
世界でいち早く「スペシャルティコーヒー」を謳い始めた農園として知られています。
https://matsuyacoffee.shop-pro.jp/?pid=109842413
科学的視点から常に最先端の生産技術を導入してきた同農園はスペシャルティコーヒー生産のモデルケースとなっており、世界的にその名が知られています。
パルプドナチュラル
パルプドナチュラル
選別:収穫されたコーヒーチェリーを水槽に入れ、底に沈んだ完熟の実だけを取り出す。未熟な実は水面に浮かぶ。
パルピング:外皮と大部分の果肉をパルパーという機械で取り除く。
乾燥:豆をパティオ(中庭)か乾燥棚に広げて素早く乾かす。甘みが増し、ボディーが強くなる。
その後貯蔵→脱穀→格付け→輸送
スペシャルティコーヒー大辞典/日経ナショナルジオグラフィック社
イエローブルボン
イエローブルボン
https://frestaplus.com/71866/2022/07/27/コーヒー%E3%80%80ブルボン種とは?/#:~:text=イエローブルボンイエローブルボン(アマレロ,を意味する言葉です%E3%80%82
イエローブルボン(アマレロ)はブルボンの亜種です。ブルボンが持つなめらかなコク、果実のような甘酸っぱさ、特有の甘さが特徴。通常のブルボン種(レッドブルボン)よりも甘みが強くでる品種です。
用語に関しては意味が分かるとなんだか美味しい感じがしてきますよね!
というかちゃんと焙煎できれば絶対おいしかったんだろうな…ほんとに生産者や関係の方に申し訳ない。
やり方を確認!
「フライパン焙煎 やり方」で検索し、いくつかの記事を見ましたが、それぞれやり方が違いどれが良いのか分からず汗、とりあえず時間とかも書いてあるものを参考にやってみることにしました。それによると
「序盤は弱めの中火で水抜き、黄色くなるまで」
「中火にして、1ハゼの音が聞こえる」
「1〜2分音が無くなる」
「2ハゼの音が聞こえ、そこでシティロースト」
なるほどなるほど、図解もされてるし、いける!!そう思いました。まあとりあえず無難にシティローストでしょ!といつもはそんな横文字を言うことの無い私は浮かれてました。
初焙煎スタート
序盤
「まず弱めの中火ってどんぐらいなんだろうか?」
よく分からないので9あるうちの適当に3に設定。3〜5分が水抜きらしい。
攪拌を止めないと書いてあるので、木べらで撹拌を続けたが、湯気が出てくる様子がないまま5分が経過。黄色くなった感じもよく分からず
中盤
「とりあえず時間が過ぎたし、次の段階にいって良いのか?汗」「豆の色も茶色のもあるし、色が変わってないのもあるし、これはまずい」
焦りながら中火にする。設定を5に。するとすぐにパチっと音がした。これが1ハゼか!!
2〜3分ほどで音がおさまるらしいが、時間を過ぎても鳴ってる…というかもう深煎りくらい黒いやつもあるし、全然茶色くもなってないやつもあるし、これ終わったんじゃないか…
終盤
それから音はおさまらず、
もうすでに真っ黒の豆もあるが、色が薄いのもあって、もうわけが分からないので、全ての豆が色が変わるまでやることに。
全ての豆の色が変わったところで、ざるにあけ、ドライヤーで冷却。
飲んでみた
色味は絶対失敗しているけど、焼きムラが逆に独特の旨さになるとか書いてあった記事もあったので、期待しながら一口。
人というのは無理だと分かってても期待してしまうんですね。
期待も虚しく、とても苦いコーヒーでした。ですが妻と子供が見ていましたので、「少し苦いけどやっぱり自分でやるからかな、おいしいよ!」と体裁を取り繕いました。
妻が飲みたいというので、「焙煎直後はあんまりだから、日にちが経ってからの方が良いよ」なんてうんちくを言って誤魔化そうとしてみたものの、やはり飲みたいと言うので、しょうがなく淹れてあげました。
「にがっ、わたしこれ苦過ぎてだめだ…」
こうして私の初焙煎は終わりました。
次回の対策!
いろいろと失敗の原因はあると思いますが、調べていると、火が強過ぎたのではないか?という風に思いましたので、
次回は
・温度調節
を意識してやってみたいと思います!
まとめ
本当に生産者の方々に対して申し訳ないという感情がこみあげました。そして、お店で売られてる均一に焙煎された豆に対しても、もともとコスパが良いと思っていましたが、より値段以上のものが頂けてるという感情になれたので、これはこれで良かったと思います。
そしていろいろと試行錯誤できるところがありそうなので、趣味としてこれからが楽しみです!
どなたかの参考になれば幸いです!これからも「嗜好を試行」をテーマにいろいろやってみたいと思います!ありがとうございました!
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